土方瓢一郎(仮名)の09.06.25の日常 (鳥栖 出張中の 映画ハゲタカ鑑賞記)

団塊の世代の父 土方瓢一郎(仮名)ブログに 
NHK大河出演でブレークする前の鷲津政彦こと大森南朋さん主演の
映画ハゲタカ鑑賞メモ を見つけました。

その後、経済環境の激変下、JUSCOとの吸収合併により
今はもうない、マイカルのブランド名を悼み、
以下に転載することにしました。


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夜勤視察の日程で PM10までOFF。

5時 起床
6時 ウオーキング 
6時30分 鳥栖中央公園にて1人きりのラジオ体操もどきストレッチ 
7時00分 朝食バイキング
ホテルの部屋でレンタルパソコンでネットサーフ

9時30分 TK氏 ホテルに迎えにくる。レンタルパソコン フロントへ返却。

10時頃  吉野ヶ里温泉卑弥呼乃湯に到着。
近隣に巨大なマイカル。(マイカル上峰店とわかった)があるのを
すばやく視野に収めた。

風呂の帰り、ワーナーマイカルもあるだろうから、寄って欲しいとTK氏に告げた。
幸運だったら、映画ハゲタカ を鑑賞できるかもしれない と思った。
 
電気風呂 2種 に文字通り シビレタ。
腰部の深い部分にある筋肉痛のもやもやが確実に霧散した。

露天風呂に歩行リハビリコーナーがあった。砂利歩行後の水中歩行は至福。
露天の寝湯は覚醒と睡眠の間をいったりきたりで心地よい。

滝もどきで右太腿に湯を直撃させる。打撃の湯の振動がこわばりをとる。

ミッドサウナに高温サウナもあった。施設的には申し分ない作り。

卑弥呼乃湯とは露天風呂のひとつか、看板があった。通路手前の露天風呂。
       
12時過ぎ 付属の休憩施設(軽飲食できる)で湯上りの生ビール。うまい。
運転のあるTK氏にはすまない思いだが、渇飢の要求には抗し切れなかった。
TK氏は柴田恭兵で ハゲタカ を認識していた。大森南朋ではなくて。

帰路、やはりワーナーマイカルのWMCの看板マークはあったが、
はたして ハゲタカ は上映中なのか遠見にはわからない。
巨大なマイカル駐車場からのWMC上峰の入り口がどこかもすぐにはわからなかった。
2階へのスロープに映画のポスターがはってあったが、ハゲタカ はない。

券売所のあるフロアーにでた。そこは閑散としていた。

券売所で聞くと ハゲタカの上映が始まっている5分ほど経過しているが、入れ替え制なので
過ぎた部分はみれないがいいかとの確認をもとめられた。
次の上映開始は18時なので、観ることにした。

1人1800円、好きな席で観てくださいとのこと。

映画ハゲタカ1


伝説のハゲタカ 鷲津政彦 VS 赤いハゲタカ 劉一華の構図
かなりの 見応え感あり でした。



映画特有の空気を震わす心地よいサウンドに身体をゆだね、眼前に繰り広げられる
大森南朋と玉山鉄二の対峙の様を 堪能したのはいうまでもない。



大森南朋演ずる鷲津政彦の中国国家資本を相手に
規模壮大な仕掛けの積み木細工の様を細部に渉り揺ったりしかも哀切に鑑賞できた。
 
ひとつ劉一華(玉山鉄二)を刺殺した刺客は単純なモノ盗りなのか、背景があったのか、聞き逃したのか 映像でははっきりしなかった印象でいる。


映画ハゲタカ2



芝野(柴田恭兵)に日本企業を救って欲しいと言われて
海外生活で昼間からワインを飲む自堕落な生活と決別し
本当の意味で日本企業を「救う」という事はどういう事なのか
それを鷲津ならではの荒療治で見せてくれた。。







それと随所で
ドラマで見た事のあるような光景の映像が、心地よい既視感で散見された。

鷲津と劉の対立がかつての鷲津と芝野の対立の構図に似ていた。
劉の最後のあのシーンが何かドラマで西野の父親に起きた出来事や
転落していった鷲津の姿と重なるような感じだった。

解任される自動車会社の社長(遠藤憲一)の姿とかに
ドラマで解任された社長の面影と重なった。

ドラマで見た演出を重ねる事で何年経っても人は過ちを繰り返す。
その歴史を再現しているかのようで、それがなかなかに重層的で考えさせられる。

鷲津と西野治(松田龍平)との再会がかつて二人が初めて会った時の構図と似てた。
あの時と違って今の二人は「戦友」になったような、それがなかなか良かった印象。

今回のこの作品の大きなテーマは「人間」の諸相の提示か?。

昨今報道でよく言われている派遣社員。

日本での法律では派遣社員を一定期間雇うと正社員にしなければならないが
それをすると人件費が高くなるという事で派遣社員を雇う会社では
その期間が近付くと一度解雇して一定の期間を置いてから再び派遣社員を雇う。
そうして人件費を抑えていく方法が蔓延している とか。

つまり派遣社員は会社にとって「誰」=「人」という存在ではなく
「部品」=「モノ」としてでしか扱われない事

この物語の言いたい事はここに尽きる訳で。

ならば、「人」になるためにはどうすればいいのか。

この作品で提示されたのは「強くなること」それが「金を持つこと」だと。

特にそれが色濃く描かれているのが「劉一華」(玉山鉄二)
彼もまた「モノ」ではなく
「人」=「誰」かになろうとしていた。

その「誰」かというのは憧れもあるのだろうけどね。

その「誰」かになるために彼は「金」を使い(戸籍売買)
別の「誰」かを手に入れる事によって、
そうして彼は自分の「夢」を手に入れようとした。
そうでもしなければ辿り着けない世界。
この「誰」かになろうとした事に悲しいものを感じた。

中国では亡くなった人に対して
あの世でお金に困らないように
紙銭と呼ばれる紙を燃やして供養する習慣があようだ。
初見のそんな映像があった。
そういうのを見ると中国は一党独裁の共産主義ながら
その国の中身は資本主義となんら変わりない。

何より中国という巨大企業にあって
その国に住む人たちの大半が
「派遣社員」=「モノ」ではないかというくらいの印象を受ける。

劉一華がある派遣社員守 山 翔(高良健吾)を騙して利用し
派遣社員に手切れ金として報酬400万円を渡すが
そんな金は受け取れないと派遣社員は劉に投げつける。

すると劉は「拾え」と彼に強要する。
拾わない彼に対して劉が積極的に拾って彼に手渡して
「拾うんだ」と切実な表情で訴える迫力の圧巻シーン。

そうした彼の辿ってきた人生を考えると
彼が生きた国・中国の国家の在り方そのものを問うている印象を受ける。

もちろん日本も問われているのは当然の事だが、
「こんな国に誰がした」って文句のひとつも言いたくなる仕儀。
今度の総選挙の相貌を よく見てろよ。政治家先生!

芝野が言ってた。

「夢」とか「情熱」とかそういうのを語れるトップの存在。

この作品では仕事に対する「夢」とか「情熱」を持つ事
それこそがこの国にとっても「希望」になると結論していた風だった。

最後のシーンにあの道をかつて少年の頃の「あの人」が見た日本車が
通ったあの道を映したのは そういう事を伝えたかったような気がする。

鷲津に200万円の金で父を死に追いやられた過去を持つ三島由香役の栗山千明は
大森南朋の事を好意的に話しているをパンフで知った。
大森提灯持ちの 土方としては、後日の為、その引用を記しておく。

—でも大森さんが凄いと思うのは、今回の鷲津はTVのときよりも成長しているじゃないですか。それを自然に出してくるから、また違った大森さんを見た気がしました。同じ役でもそうやって印象を変えてくるのは面白いなって。現場で私をリードしてくれますからとても安心できますし、これからもいっぱい一緒にお仕事させてもらいたい俳優さんです。

エンドロールが終って場内が明るくなり、観客はTK氏と二人っきりであることを確認した。
平日の真っ昼間、男2人でハゲタカ鑑賞は 確かに稀有ではある事だろう。 

出口でパンフレットを購入した。

16時 ホテル着。今夜 21時50分 ホテル出迎えをTK氏と確認して別れた。

17時 生ビール 野菜炒め。 ホテルレストランで夕食。

風呂に入って

21時45分 AM3時までS氏等と一緒に夜勤 とホテルフロントに告げる。また 体調次第では26日AM10時にチェックアウトするかもしれないと云うと、12時までチェックアウト時間OKです と云ってくれる。あるがたい心遣い。感謝。21時50分にTK氏出迎え。ありがたい。

入庫ラベルの発行状況とロケーション格納との有機的な連携・マニュアルにはない、物量を見てのその日のメンバーによるその場の役割分担が現にあることを視認。
これだからブリーフィングを携えての現認が大切。現場踏破しないと判断を誤りかねないのだ。

危ういところで、その轍を踏まずに済んだか と冷や汗もんの視察最終日だった。
垂直搬送機とフォークリフトの動きを組み合わせたマニュアルには書かれてない見事なWORKの構築が眼に焼きついて離れない。さながら フォークリフトの乱舞。

26日AM3時10分 TK氏の車でホテル着。
缶ビール飲んで読書して自然睡眠。

プロフィール

ちあき

  • Author:ちあき
  • 白線同盟駆坂あかね様
     御賜物<KAREN>

     『 0 』 ( 2013.07.05 )

    作曲・MIDI制作 嶋 是一さん



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